長女は、いつもニコニコ、ぴょんぴょん飛び跳ねながら話す子でした。
そして、ゆっくりマイペース。
そんなところが、可愛いなと思っていました。
短所は、恥ずかしがりやなところ。
幼稚園の先生が挨拶をしてくれても、私の影に隠れてしまいます。
でも、そのうち挨拶できるようになるだろうと思っていました。
年中の夏、幼児教室へ通い始めた頃。
幼児教室では、入口で挨拶をしてから入室します。
いざ入ろうとすると、挨拶できない。促して、やっと小さな声で挨拶。
次は、上履きに履き替えます。
履き替えるのが遅く、後から来た子が準備が終わり、早く来たはずなのに何故か最後に。
先生と話すとき、ぴょんぴょん飛び跳ねたり、もじもじしたり、落ち着かない。
イラッとしました。
あれっ、こんな子だっけ?
なんで普通にできないんだろう。
いままで可愛いと思っていたこと、いつかできると思っていたことが、嫌なことに変わりました。
長所と短所は、紙一重。時と場合により、良くも悪くもなる。
そんなことを感じた瞬間でした。
今思えば、幼児教室入ったから、突然できるようになんて無理難題ですよね。
受験までに、いや今すぐ完璧になって欲しかったんでしょう。
これで突然怒るなんて、完全に私の勝手な都合。
そもそも、普通って何なんでしょうか。
みんなと同じ。いや、この時の私は、他の子よりできるようになって欲しかったのでしょうね。
こうやって書いて、改めて反省しました。